Здравствуйте(ズドラーストヴイチェ)(こんにちは)!
国社3年のなつほです!
段々と日が短くなってきましたね。あちこちで金木犀の香りがしてとっても幸せな気持ちになっている今日この頃です♪
金木犀の香りを楽しんでいるときに、ふと「ロシアの国花ってなんだろう…?」と思ったので調べてみました!
国花とは、その国を象徴する花です。日本は桜、オランダはチューリップが指定されています。では、ロシアの国花は何でしょうか?
実は…向日葵とカモミール!
日本語で調べると「向日葵」という説が多く、英語・ロシア語で調べると「カモミール」が多かったです。←なぜ?w
「寒い」「暗い」というロシアのステレオタイプと、太陽のイメージがある向日葵は、私の頭の中では結びつかなかったので驚きました。
実は、ロシアは世界トップクラスのひまわり生産国なのです!向日葵の種は降水量が少なく平均気温が低い場所で育ちます。
脂質を豊富に含んでいる種はおやつとして親しまれ、スーパーでもよく売られています。寒い国では脂質が大事。人気のお菓子「ハルヴァ」の材料の一つでもあります。
でもなんで向日葵の種?と思いますよね。
ロシア正教会のイースターのпост(※)では油脂が禁止されているのですが、その油脂に向日葵が入っていないという説があるために種が食べられるようになったそうです。
(※ポスト:ロシア正教の断食で、期間限定でベジタリアン生活をする)
食との強いつながりが向日葵を国花にしたのですね。
向日葵を国花に指定している国はほかにもあり、その一つがウクライナ!
ピョートル大帝が気に入って持ち込んだそうです。
こちらのページにハルヴァの作り方が載っているので是非見てみてください♡
The Sunflower: National Flower of Ukraine - Russian Flora Blog | Russian Flora Blog
では、カモミールはどうでしょうか?
カモミールは古くから薬用として親しまれています。日本でもカモミールティーとして人気で、ストレス緩和や不眠症、風邪、アトピーなど様々な問題に効果的だと言われています。
種類が豊富で特に環境を選ばず育つ植物なので、ロシアにもたくさん生えています。
カモミールの原産地は西アジアで、そこから各地に広まり、今では世界中で愛される花となりました。現在のロシア連邦内が原産地であるという説もあります。古くから文化や日々の生活に根差した花として長年愛されてきたのですね。
カモミールの花束は定番ギフトの一つで、春先になると街中で花束を売っているご婦人がいるそうです❀みなさんもロシアに行った際には街中に植えられているカモミールを眺めてみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました☻
ПОКА(パカー)(さようなら)!
今日のロシア語
подсолнечник(パトソーネチニック)
意味:ひまわり
ромашка(ラマーシュカ)
意味:カモミール
参考
“ひまわりはロシアの国花”のフシギ | フラスタ・楽屋花オーダーメイド花屋 アールフラワー (r-flower.tokyo)
Цветы и растения национальные символы стран мира: ОБЗОР! (flowersholiday.com)
Chamomile: The National Flower of Russia (helonational.com)