東京外国語大学ロシアサークルЛЮБОВЬ(リュボーフィ)のブログ

「未知なる魅惑の国」であるロシアならではの文化から、留学や旅行のこと、東京外国語大学でのキャンパスライフのことまで。このブログでは、東京外国語大学のロシアが大好きな学生たちが様々なテーマに沿って日替わりで記事を書いていきます。ЛЮБОВЬ(リュボーフィ)とは、ロシア語で「愛」を意味します。

バレエ留学で発見!ウクライナのバレエ文化とロシア・ウクライナ料理

Привет(こんにちは)! 言文ロシア語専攻1年のレイアです。今回は初めての執筆になります。よろしくお願いします!!

私は高校生の時に3ヶ月間ウクライナのキエフにバレエ留学したので、今回はウクライナにおけるバレエ文化と現地で食べたロシア・ウクライナ料理を紹介したいと思います。

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 こちらはウクライナを代表するバレエ団がある、タラス・シェフチェンコ記念ウクライナ国立歌劇場です。ソ連時代の3大バレエ団がここで活動しており、私もこの付属バレエ学校に留学していました。 

 

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 2枚目の写真の中央に銅像がありますが、この劇場はウクライナの代表的詩人タラス・シェフチェンコにちなんで名付けられ、劇場の前にはシェフチェンコ通りと呼ばれる、キエフ有数の大通りがあります。

 

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次に、私がキエフのバレエ学校で初めてロシア料理を食べました。有名なものから紹介していきます。

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これはワレニキ呼ばれ、水餃子の水分がないような感じです。私が食べたものは、中にじゃがいもが入っているものがほとんどでしたが、たまに肉が入っているものもあります。ブリヌイ自体に味はないので、スメタナ(サワークリーム)をつけて食べました。

 

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これはボルシチが出た日の昼食(?)です。こんなに赤く見えますが、ビーツでできているため意外とあっさりしていることに初めは驚きました。ビーツ以外にもジャガイモやキャベツなどの野菜が入っており、スメタナをかけて食べます。ウクライナは冬寒いため、野菜は基本ピクルスのような漬物状になっていて生では食べないことが多いです。トマトもキュウリもピクルスの状態で出されますし、キャベツも発酵させたものを食べました。

 

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こちらはカーシャです。ロシア料理では穀物をお粥状にしたものは皆カーシャと呼ばれるため、穀物の種類によって多様なカーシャがあります。これは蕎麦の実で作るカーシャです。これはお米のような食感ですが、小麦粉などで作るカーシャは牛乳や砂糖を大量に入れて煮るため甘く、朝ご飯などに出ることもあります。また、この写真のような野菜スープにはロシアではハーブを入れることが多いですが、そんなにきつい香りではなく、軽い風味付程度です。またこの日はビーツのピクルス状サラダも食べました。ビーツはボルシチだけではなくサラダなどのロシア料理でも頻繁に登場する野菜の一つです。

 

以上、ウクライナをバレエ劇場と料理の面から紹介してみました!ぜひ機会があったら、皆さんもロシア・ウクライナ料理食べて、バレエを見に行ってみてください!ウクライナのキエフバレエは定期的に日本公演を行なっていて、とても綺麗ですよ!!皆さんがさらにウクライナの文化に関心を持っていただけたら幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。


 文責:レイア

 

*今日のロシア語*

заниматься балетом(ザニマーッツァ バリェータム)

 意味:バレエを習う

пробовать русскую кухню(プローバヴァチ ルースクユ クーフニュ)

 意味:ロシア料理を試す