神保町の老舗ロシア料理店「ろしあ亭」の絶品ランチを食す!
こんにちは! 久々の更新となりました、東京外大ロシア語科4年のりおです☺️
最近は、もっぱら大学生活の集大成でもある卒論執筆に取り組んでいます。
私が所属しているロシア文学・文化ゼミの中でもみんなの卒論のテーマはほんとうに多岐に渡っていて、ロシア文学、美術、宗教、日ロビジネスなどなど…様々なんです! ちなみに私はロシア現代美術をテーマに書いています。本やネットなどで好きな芸術家や美術作品を調べるのはとっても楽しいですが、しっかり論理立てて執筆するとなると、やっぱり難しいものです…完成まであともう一踏ん張り、頑張りたいと思います!
さて、私は先日、神保町にある老舗ロシア料理店「ろしあ亭」に行ってきました(^O^)
訪れたのは日曜日の昼だったのもあって店内は満席だったので、15分ほど並んで入店しました。
この記事では実際の写真を交えつつ、私が気に入った料理を紹介していきます!
最初はポテトサラダ!安定の美味しさです(^ ^)
ピンク色はロシア料理によく使われるビーツでしょうか?ほんのり甘い味でした。
ついにやってきました!ロシア料理のド定番・ボルシチです!
スメタナ(サワークリーム)とディル(ハーブ)の風味によってまるで一気に口の中にロシアが広がるようです。スープはしっかりとトマトの味がして、じゃがいもや牛肉など具がゴロゴロと入っていてとっても美味しかったです。
こちらはピロシキです!
ロシアからの留学生の子が注文したランチセットに含まれていたので、写真を撮らせてもらいました。その子曰く、本場ロシアとほとんど同じ味で美味かったそうです。
お次は壷焼きです!
パンを濃厚なクリームソースにつけていただきます。じつは、壷焼きは日本のロシア料理店ではメジャーなロシア料理の一つとして知られていますが、実は本国ロシアではほとんど認知されていない料理だそうです。何らかの別のロシア料理がローカライズされて日本に広まったのか、壷焼きがロシア料理として誤って紹介されたのか…起源が気になりますね。
最後に紹介するのは、ロールキャベツです!
甘みのあるトマトクリームソースが絶品で、個人的には一番美味しかった料理です。口に入れるととろけるキャベツの中にはジューシーな挽肉が入っていました。この料理は、ロシア語ではガルプツィ(Голубцы)と呼ばれています。日本ではウクライナ風ロシア料理としばしば紹介されますが、どうやらリトアニアやウクライナあたりがこの料理の起源だそうです。
ここまで食べてお腹いっぱい!ランチセットの最後にはデザートとしてヨーグルトムースがついていました。もう大満足です♡
皆さんが好きなロシア料理はありましたか?都内にはもっともっとたくさんのロシア料理店があるので、これからも開拓していきたいと思います😁
ちなみに、ろしあ亭がある神保町には「ナウカ」というロシア語書籍専門の古本屋さんがあるんです! ロシア語書籍専門なんてとっても珍しいですよね。あいにくこの日は定休日で営業していませんでしたが、また近いうちに再チャレンジしようと思います!
それでは皆さん、ぐっと寒くなってきたのでお身体に気をつけてくださいね。また次回お会いしましょう!
文責:りお
今日のロシア語
ресторан(レストラーン)
意味:レストラン
Что вы посоветуете?(シトー ヴィー パサヴェートゥエチェ?)
意味:おすすめの料理は何ですか?