Привет (プリビェット/こんにちは)!Уです!
東京は暑くない日が続いておりますが、夏ですね!🍉
ということで(?)、今回は妖怪を取り上げたいと思います!
だいたいどんな国でも魑魅魍魎のお話ってありますよね。
国あれば妖怪あり。みたいな法則あってもおかしくない思います。
最近、日本ではアマビエが話題となりましたね。
さて、ご承知の方も多いと思いますが、毛色は違えど日本にもロシアにもたくさんの妖怪がいます。
その中でも今回は「おばあさんの妖怪」を特集!!👵👵👵
<日本>
ちょっと調べたんですけど、日本ってほんっっっっっっとに妖怪多いな!!!!!
「おばよりん」とか「そうはちぼん」とか「池袋の女」とか気になりすぎる妖怪ネームを見かけたのですが、今回はお婆様特集…グッと堪えてピックアップ…
と思ったら、お婆様の妖怪だけでもまあまあいる!!
全部ご紹介すると企画の趣旨が変わってくるので、今回は日本全国に普及している、あの妖怪に限定します↓↓
【砂かけ婆】
日本のおばあさん妖怪といえば!な存在ですね〜
実はもともとは奈良や兵庫あたりで伝承されていた妖怪らしく、全国に名が知られるようになったのは水木しげる御大の「ゲゲゲの鬼太郎」に登場してからとのこと。
やることは「砂をかけて人を驚かす」だけ。なんかちょっとかわいいですよね( ¨̮ )
ちなみにほかのおばあさん妖怪としては
火消婆、化物婆、奪衣婆、納戸婆、白粉婆、小豆婆、甘酒婆などがあります。このお婆様たちは全然可愛くないタイプでした。
<ロシア>
ロシアの妖怪といえば、スラヴ神話に由来するものが多いようです。何か思いつくものがある方もいらっしゃると思います。有名なのは「ルサールカ」でしょうか?絵画や音楽などの文化にも影響を与えるロングヘア美女妖怪です。(※精霊、幽霊とすることもあります)
そんなロシアのおばあさん妖怪は
【バーバヤーガ】(Ба́ба-Яга́ / ロシア語発音はバーバヤガー)
名前から…おばあさん妖怪感が…
骨と皮だけに痩せ細った、森に住む妖怪(魔女)です。出てくる時と場合によって、悪者にも、道を説く魔女にもなるようです。注目すべきはその移動方法!ホウキを「持って」長細い臼に「乗って」移動します。魔女はホウキで飛ぶものという固定概念をぶち壊してくれますね。ロシアの知識はいつもそんな力を持っている気がする今日この頃です。
ということで!今回は夏にぴったり妖怪特集でした!
いかがでしたか?ひんやりするお話ではなかったかもしれませんが、楽しんで頂けたら幸いです✨
いきなり暑くなると、体調が崩れやすくなると思います。
みなさん慣れない日々で大変かと思いますが、こまめな休憩・水分補給・十分な睡眠と栄養をしっかりとって、心と体を健康に!以上、Уでした!
文責:У
*今日のロシア語*
креве́тка(クリヴェーットカ)
意味:エビ類
метла́(ミトラー)
意味:ホウキ