東京外国語大学ロシアサークルЛЮБОВЬ(リュボーフィ)のブログ

「未知なる魅惑の国」であるロシアならではの文化から、留学や旅行のこと、東京外国語大学でのキャンパスライフのことまで。このブログでは、東京外国語大学のロシアが大好きな学生たちが様々なテーマに沿って日替わりで記事を書いていきます。ЛЮБОВЬ(リュボーフィ)とは、ロシア語で「愛」を意味します。

受験は計画だ!そして外大は結構田舎にある!

Привет! (プリヴィエート/やっほー)ももです!

皆さん、今年の夏は楽しめたでしょうか?最近は天気が荒れていますが、もうそろそろ秋ですね。早い!怖い!(笑)。受験生の皆さんも、共通テストに向けて一気に勉強に集中していく季節だと思います。ということで、今日は、私の外大受験の体験を書いていこうと思います。

 

まず、私が外大に興味を持ったのは、高2の秋ごろでした。きっかけは東京の大学をいくつか見学に行った中で、外大の雰囲気が気に入ったので、行ってみたいなと思うようになりました。そしていくつか候補があった中で、高3になる頃には、外大が第一志望になっていました。

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センター試験までの勉強のスケジュール

私は、夏休みに外大の過去問を2,3問解いていました。最初は全く時間内に解き終わることができなかったのですが、今の自分と目標がどのくらい違うのかを測ることができました。夏休み後からは、主にセンター対策をしつつ、二次試験に備えて世界史のより深い部分を勉強したりしていました。

しかし、実際のセンター試験では、数学でめちゃめちゃ悪い点数を取ってしまったこともあり、目標とする点数に全然届きませんでした。合否判定もE判定でした。そのためほかの大学に出願するか相当悩んだのですが、やっぱり外大に行きたいという思いがあったため、受験することを決めました。

 

二次対策は過去問を使いまくった

二次試験の対策は、時間制限内に解き終える感覚を身に着けるため、過去問を何度も解きました。外大の過去10年分くらいを一通り解いて、特に直近の5年分は3回ずつくらい解きました。私はもともとの英語力が高くなかったため、それ自体を上げるというより、持っている力で取れる分を確実に取ろうという気持ちでした。また、高校の英語の先生に英作文を添削してもらったり、ほかの大学の英語リスニング問題を解いたりしていました。似たような大学を受ける仲間たちとリスニング対策をしたことで、楽しみながら、自分も頑張ろうという気持ちで勉強していくことができました。

 

こうして受験当日、機械トラブルによって試験時間が延びるという幸運(?)も授かって、自分の力を出し切ることができました。あとやたら教室内が暑くて、手汗でシャーペンが何度も滑ったことを覚えています(笑)当日は温度調節ができる服装で行きましょうね!

 

何事も計画性が大事!

これまで私の受験体験を読んでもらったのですが、意外と気を付けてほしいのが、地方から来る人達は日程的に余裕をもって来ることと、大学の場所やホテルの場所をきちんと調べておくことです。当たり前といえば当たり前ですが、私はこれが十分でなかったために少し苦労しました。例えば、試験の前日に東京に来て、ホテルの場所や電車の乗り方がわからなくて戸惑ったり、翌日試験が終わってからすぐ飛行機で帰ったりしたため、結構バタバタしていました。なので、遠くから来る人は、余裕をもってスケジュールを組むことをおすすめします。

余談ですが、地方から来る人は、東京というだけでめっちゃ都会というイメージがあると思いますが、外大は結構田舎にあります(笑)。ローカル線を使うので、乗り継ぎとかも調べてから行きましょう。

あとは、受験勉強も、きちんと計画をたてて、この時期までにこの部分を終わらせるということを明確にして頑張れば、どこかでつまずいてもきっと乗り越えられると思います!今年はコロナのこともあって不安なことだらけだと思いますが、私の体験が少しでも外大受験を考えている皆さんのお役にたつことを願っています。ガンバレ〜!

 

 

文責:もも

 

 

*今日のロシア語*

проект(プライェークト)

 意味:計画
выдержать(ヴィヂェルジャーチ)

 意味:試験に合格する、がんばり通す