番外編 ~ホストタウンin東京~
Здравствуйте! しおりです!
最近蒸し暑くなってきましたね。こまめな水分補給を忘れず、体調に気を付けておうち時間を過ごしましょうね!
さて、前回のホストタウン記事を読んでくださった方はご存じと思いますが、残念なことに東京外国語大学がある東京にはロシアのホストタウンはありません。ただ、ウズベキスタンなどロシア語話者も多い国のホストタウンを務めている例はあります。というわけで、番外編としてご紹介したいと思います。
杉並区×ウズベキスタン
ボクシングチームの事前キャンプ受け入れを契機にホストタウンになりました。ウズベキスタン関連の展覧会を催したりするなど、文化発信を行っています。区役所では、ウズベキスタンから輸入した蜂蜜が販売されているそうですよ。ちなみに杉並区はイタリア、パキスタンのホストタウンでもあります。
立川市×ベラルーシ
ベラルーシの新体操のナショナルチームを事前合宿地として受け入れることをきっかけにホストタウンになりました。ベラルーシの選手と立川市民の交流会などが予定されていたようです。
日野市×ウクライナ
日野市は空手が盛んなのでそうで、空手の強豪国であるウクライナのホストタウンになったようです。ウクライナの選手と市内小中高大学生、企業空手部員の交歓稽古が行われるなど、空手を通じた交流が行われていました。
羽村市×キルギス
大阪で柔道グランドスラムが開催された際に事前キャンプ地として受け入れた縁でホストタウンになりました。キルギスの歌手や民族楽器演奏者等を招いて「キルギス友好親善コンサート」開催するなど文化交流が行われ、大会後も姉妹都市等の都市交流への発展が計画されているそうです。
ちなみに余談ですが、外大のある府中市はオーストリアとオーストラリアのホストタウンです。全然違うところにある、名前が似ている二か国のホストタウンって面白いですね(笑)特にオーストリアに関しては、1992年にウィーン市ヘルナルス区と友好都市提携を結び、相互のホームステイなど文化交流行事を行ってきたことが縁でホストタウンになったようです。歴史がありますね。
こういった交流を通じて「遠い海外の国」でしかなかった国を少しでも身近に感じることが出来るようになれば、ほんの少しだけでも世界は平和になるのではないでしょうか。理想主義っぽいですが(笑)そんなこと思いました。
それではまた!Пока!
文責:しおり
*今日のロシア語*
Узбекистан(ウズベキスターン)
意味:ウズベキスタン
Беларусь(ベラルーシ)
意味:ベラルーシ
Украина(ウクライーナ)
意味:ウクライナ
Киргизия(キルギージヤ)
意味:キルギス
【参考】
首相官邸 政策会議 ホストタウンの推進について
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/tokyo2020_suishin_honbu/hosttown_suisin/index.html
首相官邸 政策会議 ホストタウン一覧
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/tokyo2020_suishin_honbu/hosttown_suisin/gaiyou_dai1.html