東京外国語大学ロシアサークルЛЮБОВЬ(リュボーフィ)のブログ

「未知なる魅惑の国」であるロシアならではの文化から、留学や旅行のこと、東京外国語大学でのキャンパスライフのことまで。このブログでは、東京外国語大学のロシアが大好きな学生たちが様々なテーマに沿って日替わりで記事を書いていきます。ЛЮБОВЬ(リュボーフィ)とは、ロシア語で「愛」を意味します。

ゲームやろうぜ!

初めまして、新参者のりゅうです。

今年から言語文化学部ロシア語ロシア地域専攻3年生です。

 

今月は文化月間ということで…ネタあるかな~と部屋を片付けながら探してみました。ありました。本編開始!

 

ロシアといえば皆さん、テトリス (Тетрис)」はお馴染みですよね。近年のは99人同時対戦とかTスピンのテクとか様々な対戦・やり込み要素が加わって、パズルゲームとしてはバリエーション豊かで定番になりました。ちなみに家にはゲームボーイ版(なんで)とぷよテトがあります。 

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出典:https://jp.freepik.com/premium-vector/brick-retro-tetris-game_3786227.htm#page=1&query=tetris&position=9

そんなテトリスの作者は、アレクセイ・レオニードヴィチ・パジトノフ (Алексей Леонидович Пажитнов)というロシア人です。旧ソ連時代、彼はソビエト社会主義共和国連邦科学アカデミー(現:ロシア科学アカデミー)で、人工知能音声認識の研究に携わっていました。その実験やテストの一環で、いくつかのゲームと一緒に、テトリスが生まれました。その後はBPSMicrosoft社でゲーム制作を仕事としていました。

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出典:https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/0/09/Alexey_Pajitnov_-_2575833305_%28crop%29.jpg

さて、ここまで引っ張っておいて申し訳ないのですが、今回はテトリスを深くは紹介しません(え)。ここではなぜか、もっとマイナーなモノや切り口を求められている感じがしたので笑。

 

今回は、彼の作品の1つ、ハットリス(Hatris)」ファミコン版をさくっとご紹介します。

 

ハットリス」は、BPS(ビー・ピー・エス)より1990年に稼働開始されたアーケードゲームファミコン移植版は1991年7月19日発売。この約5か月にはソ連崩壊しましたね。当時の価格は税抜き3500円。

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ゲームのルールは、上の「逆さ煙突」から落ちてくる2つのランダムな組み合わせの帽子を落として、同じ5つの帽子を積み重ねるというテトリス並にシンプルなもの。これを25回繰り返すとステージクリアです。

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出典:https://img.redbull.com/images/w_768/q_auto,f_auto/redbullcom/2014/06/05/1331656687487_2/hatris

これ一度やってみたのですが、中々消せなくてエンディング行けず挫折しました・・・。

下に別の帽子がひとつでも入ると消えず、またヨコやナナメには消せないのです。Строго(厳しい)!! 様々な要素込みでパズルゲームとしては難しめで、種々の雑誌等での評価も決して高いとは言えないです。

 

ファミコンが壊れているので、プレイ環境が整ったら再挑戦します!次回担当の記事でエンディング到達報告できるといいな。

 

それではまた。

 

 

りゅう

 

 

【参考サイト】

ソ連で生まれたパズルゲームの王様「テトリス」はどうやって誕生したのか?

https://gigazine.net/news/20141125-tetris-father/ 2020.5.13閲覧

Hatris

https://www.famitsu.com/games/t/13587/ 2020.5.13閲覧

 

 

*今日のロシア語*

 

компьютерная игра(コンピユーテェルナヤ・イグラー)

意味:コンピューターゲーム

 

шляпа(シュリャーパ)

意味:帽子