東京外国語大学ロシアサークルЛЮБОВЬ(リュボーフィ)のブログ

「未知なる魅惑の国」であるロシアならではの文化から、留学や旅行のこと、東京外国語大学でのキャンパスライフのことまで。このブログでは、東京外国語大学のロシアが大好きな学生たちが様々なテーマに沿って日替わりで記事を書いていきます。ЛЮБОВЬ(リュボーフィ)とは、ロシア語で「愛」を意味します。

外語祭の思い出2021

皆さんこんにちは。1年生のぐっちーです。もう早いもので、今年も残りわずかですね。

東京外国語大学にて11月19日から23日まで開催された、第99回外語祭が終わってしまいました…。お越しになった皆さん、ありがとうございました!皆さんは思う存分楽しみましたか?

 

さて、私は、新型コロナウイルス流行前の外語祭に参加したことが1度も無いため、今年の外語祭の思い出を書いていこうと思います。個人的なエピソードばかりになってしまうのですが、お許しください。

 

残念ながら、私たち1年生は、新型コロナウイルスの影響で例年通りに料理店を出すことができませんでした。しかし、代替措置として、物品販売やワークショップ、料理動画の作成などを行うことができました。(ただし、今年はロシア語科と中央アジア地域は催しを行っていなかったそうです。)

 

ワークショップを行っていた語科は、クイズ、トランプ遊び、チェコビーズを自分の好みのビーズで作る、タトゥーシールを手の甲に貼る、伝統的衣装を着て写真撮影、アラビア語などで自分の名前を書くなどの企画を行っていました。また、外語祭実行委員の方は、手の甲に国旗の絵を描くという企画などを行っていました。どれも面白そうですね。ちなみに、私たちトルコ語科は、ワークショップを行い、伝統的なトルコの遊びであるバックギャモンとヘビゲーム(ペットボトルキャップや王冠を、地面にかかれた蛇のように曲がりくねったコースを外れることなくゴールまではじいていく遊び)をお客さんに体験していただきました。

 

物品販売をしている語科もあり、私自身は、マレーシア語科からはマンゴーティーとレトルトチキンカレーを、ペルシア語科からは刺繍がしてある手帳を、パキスタン語科からはチャーエとスィーフカバーブが作れるスパイスを、チェコ語科からは既製のチェコビーズを、アフリカ地域からはマラウイコーヒーを、Femme Café(フェアトレードのコーヒーを売るボランティアサークル)からはルワンダコーヒーを、中央ユーラシア研究会からはマトリョーシカのキーホルダー、髪飾り、ソ連バッジ(ウクライナやウズベキスタンで仕入れた本物!)を買いました。普段自分の専攻の語科や地域以外の名物品に触れる機会がなかなか無いので、外語祭でまさに「世界のどこかはここにある」を実感できました。さらに、国旗バッジがもらえるガチャガチャを試したのですが、マリの国旗バッジが出てきました。知らない国のバッジが出てきたら、その国について調べて、学びの機会になると思いました。

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(外語祭で買ったものの一部)

 

残念ながら、2年生が披露した語劇はスケジュールの都合上1つも観ることができませんでしたが、例年のごとく、ロシア語劇は特に大人気だったそうです。生で観たかったな~。

 

このように、今年の外語祭は、例年とは異なるハイブリッド形式で開催されました。もう2度と無いかもしれない外語祭の形式でしたので、料理店ができないことを悲しむよりは、少し変わった形式の外語祭を徹底的に楽しめたと思います。今回外語祭に来られなかった方は、オンラインコンテンツで語劇やサークル企画などの一部の企画が楽しめるので、ぜひぜひチェックしてみてくださいね。来年は、記念すべき第100回外語祭が開催されます。来年は完全な形式で外語祭が行われることを願っています。

それではさようなら~。

 

文責:ぐっちー

 

今日のロシア語

традиционный костюм(トラヂツィオーンヌイ カスチューム)

意味:伝統衣装

государственный флаг(ガスダールストヴェンヌイ フラーク)

意味:国旗