東京外国語大学ロシアサークルЛЮБОВЬ(リュボーフィ)のブログ

「未知なる魅惑の国」であるロシアならではの文化から、留学や旅行のこと、東京外国語大学でのキャンパスライフのことまで。このブログでは、東京外国語大学のロシアが大好きな学生たちが様々なテーマに沿って日替わりで記事を書いていきます。ЛЮБОВЬ(リュボーフィ)とは、ロシア語で「愛」を意味します。

ながされてロシア語

Здравствуйте !(こんにちは)

 

 

りん です。この度初めてブログの記事を任せていただきました。


『私がロシア語を選んだ理由』というテーマですが

 

授業で先生に似たことをきかれて困り果てたことがありました。


なぜかというと "よくわからない" からです。

 

先生に尋ねられた際は「発音が好きだから─」

 

とか言ってことなきを得たような気がしますがその後よく考えても結局分かりませんでした。

 


ロシア語を勉強し始めて今年で3年目、改めて自分のロシア語の原点をちょっと考えてみようと思います。

 


中学生の頃から英語の授業が好きで、その影響で語学を志しました。ただ大学入試で出した願書には致命的な問題があって、私は「なんとなくカッコイイから」とかいう理由で第一志望をドイツ語としていました。なんとロシア語は第二志望だったんですね〜。

 


ロシア語に対してはなんとなく変わった国の変わった文字の変わった言葉という印象くらいしかありませんでした。ヨーロッパの言語ばかり志望しても変わり映えしないからロシア語でも入れとくかくらいの感覚でいたのだと思います。ただこの時期から少し惹かれていたような…

 


結局第二志望の方に受かったわけですがこれがまあ大当たりで驚いてしまいました。

 

文字は独特だし発音も素敵だし文法もシステマチックだし言葉や表現も豊富だしたまに日本語に似てて(個人の意見です)親近感が湧くしで良さしかありませんでした。

 


こうしてロシア語にハマってしまい今ではロシア語をやっていなかった今までの自分が信じられないほどです。

 


こうして振り返るとロシア語を選んだ理由というよりロシア語を好きになった理由の方が具体的に挙げられますね。

 


ちなみにロシア語を選んだ理由について尋ねられた先生も自身が日本語を勉強し始めた理由を教えてくださいました、「運命です」だそうです。

 

私はその答えに「ずるくない?」と思いました。

 

でも運命が自分にとっても一番しっくりくる言葉かなとも思います。

 

明確な目的や理由があったわけではないけれど、他大も含めてドイツ語専攻に全て落ち、ロシア語専攻にだけ合格した時なんとなくロシア語に呼ばれているように感じました。

 


原点はあやふやですがロシア語を始めたことに後悔はないですしあの時二番目でも志望に入れておいて本当に良かったといつも思っています。

 

文責:りん


*今日のロシア語*

Я не знаю.(ヤ ニ ズナーユ)

 意味:分かりません