東京外国語大学ロシアサークルЛЮБОВЬ(リュボーフィ)のブログ

「未知なる魅惑の国」であるロシアならではの文化から、留学や旅行のこと、東京外国語大学でのキャンパスライフのことまで。このブログでは、東京外国語大学のロシアが大好きな学生たちが様々なテーマに沿って日替わりで記事を書いていきます。ЛЮБОВЬ(リュボーフィ)とは、ロシア語で「愛」を意味します。

春休み、こんにちは。

春休み、こんにちは。

社会人や冬季講習勢の皆さん、お疲れ様です。

受験生の皆さん、ラストスパート頑張ってください!

 

さて、今日のブログのテーマは「コロナ禍の外大生の日常」なのですが、考えてみるとこの状況だからこそできていること(オンライン留学など)が特に思い当たりません…

川又は1月末に秋学期ラストの課題を終え、ながーい春休みに突入しました。なので、一外大生のごく普通の春休みの過ごし方を共有しようと思います。

初めに断っておくと、おそらく私はリュボーフィのメンバーの中でもあまり勉強熱心な方ではないので、お手本にするのではなく「こんな人もいるのかあ」と参考程度に留めておいてください。

 

① ロシア語で日記

唯一少しだけ真面目な習慣です(笑) アプリ版の「プログレッシブ ロシア語辞典」(3000円程度で購入できます)や「Reverso」などを活用しながら書いてます。ロシア語で日記を書くと、まず初めに筆記体の練習になります。でも上手く書ける日と調子の悪い日があります。なぜなのか…。そして、もちろん日記なので、授業で扱う歴史の専門用語や古典作品に出てくる小難しい単語からは離れて、日常会話で出てくるような簡単な表現を新しく探しながら書いたりしてます。超個人的なことしか書いてないのでここではお見せしません!

プログレッシブロシア語辞典の日本語→ロシア語では出てこないちょっとマイナーな単語は、東洋書店新社から出ている「ロシア語ハンドブック(藤沼貴著)」を見てみると載っていたり載っていなかったりします。衣服、病院、菓子、旅行、会議、法律、演劇、宗教…などのテーマ別語彙がちょっとした会話文付きで載ってます。こういう本でも出てこない時の調べ方、誰か教えてください……と思ったけどおそらくロシア語のネイティブに聞くのが確実ですね。というか和露辞典を買うべきなのだろうか。

 

② バイト

ガチガチに授業を詰め込んでいるわけではないのですが、塾講師をしています。特記事項はないのですが、これを抜かすと書くことがあまりに少なくなってしまうので書いておきました。

飲食店でバイトをしていた時期もあるのですが、それよりも生徒の勉強を見る方が責任感が養われているように感じます。そして、社会人との繋がりを少しでも持って、卒業後に出ていくであろう社会の様子に触れておくことも重要な気がしています。バイトを始めた時も母に「社会勉強してきなさい!」と言われて始めたってことを思い出しました(笑)


③ 好きな音楽探し

2020年にたくさん聴いた曲トップ100の内14位までは久保田早紀(「異邦人」を歌ってる人)とディマシュ・クダイベルゲン(知らない人がいたら、6オクターブ歌えるカザフスタンの歌手です)でした。ちなみに15位はカザフスタン国歌でそれを挟んで19位まで久保田早紀でした。久保田早紀好きです。

最近はЮлианна Караулова(ユリアンナ・カラウロヴァ)という女性歌手の曲をライブラリに追加しました。モアナの曲のロシア語版を歌った方だったことに気付きました。

ロシア音楽以外では、Edvardの「Taivas on sininen ja valkoinen (空は青くそして白い)」というフィンランド語の曲のアルバムがおすすめです(高校生の頃から聴いてました)。20世紀後半に作曲された曲のカバーが中心です。フィンランドヘビーメタルの国ですが、私の中ではこれらの曲みたいに穏やかで自然に囲まれたイメージです。

歌手のEdvard君、リリースされた2002年の時点では声変わり前で、フィンランド人の男の子だと思っていたのですが、2015年にロシア語の曲をリリースしてました…。Edvardは明らかに英語でいうEdwardなんですが、「v」の方のエドワードはフィンランドノルウェーに多い名前みたいです。おそらく両親のどちらかがロシア人だったんですね。

 

④ 散歩

コロナ禍の影響、ここにはちょっと現れてたかもしれません。去年の4月に緊急事態宣言が発令された頃から、人との距離を保てマスクを外す必要もない散歩をちょくちょくするようになりました。冬はつとめて、というのは真理だなあと感じます。露に濡れた木々が朝日を浴びてきらきらしてるのが良いです。最近早起きできないんですけどね…ううーん。

私はこんな状況下でもみんなが今までと変わらず楽しそうに過ごしてるのを見るのが好きですね。吉祥寺の大きめの公園で子どもたちが思い思いに遊んでる様子を見たら私もハッピーになりました。アブを捕まえてるという子どもが話しかけてくれたりしました。

 

⑤ 読書

最近まで存在すら知らなかったのですが、自宅から自転車で5分ちょっとで行ける場所にBOOKOFFがあることを知り、たまに行くようになりました。日本の古典作品を読んだり、積読したりしています。春休みで読み切ります…(笑)

 

⑥ カザフ語

今年9月からのカザフ留学が正直望み薄なので(悲しい)微妙な心持ちでいますが、英語で書かれたカザフ語の教科書をぺらぺら読んでいます。Amazonのレビューを読んでなんとなく予想はついていたのですが、キリル文字ラテン文字が混ざったり(何度も)、文法説明の英語にスペルミスがあったりします。ですが、必要な文法の説明はされているし会話文や新出語彙、習った文法をチェックできる問題がたくさん載っているので満足しています。ただ、「For Beginners」を謳ってる割に第1課から習ってないはずの動詞の活用とかが当たり前のように出てくる!


比較的平和な生活を送れている外大生の春休みの紹介でした。日記・読書・カザフ語はこれからも続けていけるように頑張ります。あと、来年度春学期のシラバスが公開されたら履修を組んで、新しく取ることになる教養外国語(まだ決定してないです)の予習を進めていきたいと思っています。

ワクチンも認可され春にかけて感染者も減っていくと思われますが、手洗いうがいにマスクなど基本的なことに気をつけて健康に過ごしましょう!

 

文責:川又

 

*今日のロシア語*

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