人の本棚を見るのって楽しいですよね。その人が何を好むのか、普段どのようなことを考えているのか、少しだけわかるような気がしませんか?
今日は、私(R)の本棚を紹介します!一人暮らしの大学三年生の本棚です。それではどうぞ!
① 本棚その1 1,2段目
基本的に本は図書館で借りる派であまり買うことはないのですが、特に気に入った場合や読むのが長丁場になりそうな場合は購入します。衝動買いすることもたまにあります。単行本は高い上に場所も取るので、文庫本を買うことがほとんどです。
この棚には、そのような文庫本が主に置いてあります。少しロシア語科らしいことを言うと、先日読んだドストエフスキーの「白痴」とトルストイの「人生論」は心に残るものがありました。それから、二段目の一番左にあるE・H・カーの「ロシア革命」もおすすめです。高杉一郎「極光のかげに」も絶対に読んで損はありません。数多く存在するシベリア抑留記の中で、一番と言っていいくらい評価の高いものだそうです。
ロシアとは全く関係ありませんが、レイ・ブラッドレリの「華氏451度」は読書の必要性について考えさせられる小説です。また、筒井康隆の「旅のラゴス」を読むと、知識を身に着けたいという欲に駆られます。
② 本棚その1 3~4段目
ここはあまり統一性がなく面白みに欠けるかもしれません。辞典や漫画、就活関連の本、ロシア語の本などを雑多に置いています。本棚が溢れかえると困るので漫画はほとんど買いませんが、「凪のお暇」だけは買っています!最新刊が1月に出るそうですね。「銀のアンカー」は就活を意識して買いました。
ちなみに、下段左側にある森信三氏の著作は私のバイブルのようなもので、たるんでいるときに読むと気が引き締まります。一番のおすすめは「修身教授録」です。
③ 本棚その2
この棚には図書館から借りたものを入れることが多いので、本の入れ替わりが激しいです。他にはノートや教科書、料理本などを少し置いています。
ロシア語を勉強するにあたって、どんな参考書を使えばいいんだろうと悩む方もいるかもしれませんが、とりあえず初級者のうちは「大学のロシア語」を使っておけば間違いないと思います。大抵の文法事項はこれで学べます。中級以上の参考書は数がそれほど多くなく、悩みどころですが、私は「ロシア語のシャドーイング・トレーニング」を愛用しています。CD付きなのが嬉しいです!
少し前にアレクシェーヴィチの「戦争は女の顔をしていない」を読んで、別の著作も読んでみたいなと思ったので、「セカンドハンドの時代」を借りてみました。分厚いですが、一つ一つの話はそれほど長くないので読みやすいです。
いかがでしたか?
ここには載せていませんが、部屋にはこの他にも雑誌、公務員試験用の参考書、高校時代の教科書・資料集などがあります。また、Kindleを持っているので、無料で読める、著作権の切れた日本文学などをよく読みます。(ちなみにロシア文学も、主にロシア語にはなりますが、無料で読めるものがたくさんあります!)
本を読む暇なんてないと思われるかもしれませんが、電車の中だけでも、夜寝る前の少しの時間だけでもいいので読んでみると、きっと新たな世界が広がると思います!
文責:R
*今日のロシア語*
книжный шкаф(クニージュヌイ シュカーフ)
意味:本棚