東京外国語大学ロシアサークルЛЮБОВЬ(リュボーフィ)のブログ

「未知なる魅惑の国」であるロシアならではの文化から、留学や旅行のこと、東京外国語大学でのキャンパスライフのことまで。このブログでは、東京外国語大学のロシアが大好きな学生たちが様々なテーマに沿って日替わりで記事を書いていきます。ЛЮБОВЬ(リュボーフィ)とは、ロシア語で「愛」を意味します。

最近のロシア語勉強法

Привет(やっほ)、東京外大ロシア語専攻3年のりゅうです。最近はウクライナ語学が気になってます。

 

今日の記事は書いててちょっと悩みました。ロシア語の勉強法…。勉強法…。…。…長い間特に意識していませんでした、ロシア語が伸び悩むまでは。

 

「勉強法」で1つ思い当たる壁があります。それは「教材が少なめ」ということです。自主勉強できる程度にはそろえることができますが、長文読解とかリスニングとかとなると…学習レベルが上がるにつれてどう語学の訓練していくか悩んでいました、振り返ると。そして気づいたら放置してました。こら。

 

 

 …そういえば第二言語習得論(SLA)でこういう共通認識があります。

 

「意味を理解することが言語習得のカギである」

 

 

ふむふむ。そして私のゼミで学んだのですが、「文字のない言語はあるが、音声のない言語はない、つまり言語の本質は音声である。」なるほど!ということで…

 

「音声を理解する訓練」を始めてみました。とりあえず現代という特性を活かして、まずは今までやっていなかったリスニングを鍛えることにしました。音声を聞いて、分からなかったところは文面や文法知識で補助する、音声をシャドーイング、もちろん文意を考えながら。ちなみにこれは別にロシア語に限った話でもないし、語学の訓練としては割と一般的です。

 

…までを習慣づけられるように頑張ります。でもちょっと試すと、これは結構続くなと思いました。んーなんだろう、講読より退屈しないっていうのはあります(当てつけではないです、講読は講読で楽しいです)。なんとか時間を作らねば…。

 

自分なりのやり方は、(なるべく字幕付きの)教材を見つけたらそれを文書化して印刷し、一度紙面で翻訳します。これは文意を理解する、知識を増やすため、あと個人的な翻訳の嗜好のためです。そして最初は文書を見ながらシャドーイング、慣れたら見ないでシャドーイング。あと可能なら、慣れた後音声と同じ調子で読むように心がけます。そうしたら相手に伝わりやすくなると思います。

 

 

…それで読者の中には、「あなたは教材はどうしているのか」という疑問を持っている方がいるかもしれません。お答えしましょう…あっここではウン十万の三流ロシア語教材とか宣伝しないんで安心してください。そんなもの探す方が大変でしょうけど。

 

今はとりあえずロシア語を扱うYouTubeチャンネルを漁っています。書店にもしかしたらいい教材があるのかもしれませんが、YouTubeでもリアルな内容、言語使用を提供してくれていると思っているので。もしあなたが文法を一通り学んだロシア語学習者なら、以上の方法をおすすめしようと思います。

 

最後にロシア語のチャンネルを1つ紹介します。 “Easy Russian”というチャンネルです。聞き取りやすいのでいいですよ~。

www.youtube.com

 

それでは、 До встречи(ダ フストリェーチ/また近いうちに)!

 

 

 文責:りゅう

 

 

*今日のロシア語*

учение(ウチェーニエ)

 意味:教えること、学ぶこと

голос(ゴーラス)

 意味:声、音声