Здравствуйте! こんにちは〜。
前を向いても課題、右を向いても課題、左を向いても課題、後ろを振り返っても(?)課題!
四面楚歌に追い込まれている筆者Kです。昨日一つ終わらせたのだけどなあ。
それでも、今日6月12日はロシアでは「ロシアの日」という祝日なので、少しモチベーションも上がります。1990年の今日、ロシアの国家主権の宣言が第1回ロシア共和国人民代議員大会で採択されました。同時に、ロシア史上初めて、全有権者による公平な直接大統領選挙が行われたのです。(ボリス・エリツィンが当選)。制定された当時、ロシア国内でもこの日の解釈をめぐって様々な議論を生んだようですが、時を経て、今ではスポーツイベントやライブ、夜は赤の広場で花火の打ち上げなど、華やかな祝日の様相を見せています。今後のロシア、そして日露交流の益々の発展を願うばかりです。
にもかかわらず、今日は随分と日常的な料理を紹介します。ロシア風パンケーキ сырники(シルニキ)です。
チーズをたっぷり使うパンケーキですが、あっさりしていて食べやすいです。それでも、チーズを400グラム使うからか、腹持ちはいいですね。シルニキそのものの味は薄めなので、お気に入りのジャムやソースを添えて食べるのがおすすめです!
実際に作ってみてちょっと生地を混ぜるのが大変だったので朝ご飯にぜひ!と正直に言えません(経験がある人は簡単かもしれません)。時間がたっぷりある休日の朝ごはん向きです。それではいきますよ〜。
〈材料〉
カッテージチーズ 400g
小麦粉 3/4~1カップ
卵 1つ
砂糖 大さじ2杯
塩 ひとつまみ
〈作り方〉
① ボウルにカッテージチーズ 、卵、砂糖を入れて混ぜていきます。
② 小麦粉を何回かに分けて入れ、さらに混ぜていきます。木べらを使うと便利。
③ ここからはどんどん混ぜていきます。最初はドロドロしているけれど、小麦粉を足していくと徐々に水気がなくなります。いくら混ぜても事態が改善しない場合は、小麦粉をさらに少しずつ足してみてください。
左が混ぜている途中です。右に写っている生地はだいぶまとまってきています。もう少し混ぜてください。
④ 水っぽさがなくなってきたら、成型です。まな板に打ち粉を振るい、生地を長く伸ばしていきます。太さ1cmが目安です。続いて生地を5㎝程度の大きさに切り分けていきます。
⑤ フライパンにバター(分量外)をひき、生地を焼いていきます。弱火で焼いていきます。表がこんがりと焼き目がついたら、裏返します。素地がチーズなので、弱火でも焦げやすいです。うっかり目を離すとあっという間に大惨事。
⑥ 焼き上がったらお皿に移して軽く冷まします。私はこの間、イチゴジャム、レモン汁、砂糖と水少しをレンジでチンした、簡易イチゴソースを作っていました。つけて食べるとおいしいです。手に入るのであればサワークリームをつけて食べると、本場ロシアのシルニキの完成です。また、話が前後しますが、生地に小麦粉をいれる時に、干しぶどうをいれるレシピもあります。美味しくないはずありませんね。
制作こぼれ話は、作っている最中、なかなかレシピ通りに生地がまとまらず、成型過程を省いて、生地をスプーンですくって直接フライパンにダイブさせたことです。元記事の画像のようにならない気がするという場合は、この方法使ってください。かなり混ぜたのですけど、と言いたいところですが、ここは自分の忍耐力不足ということにして、また出直してきます。
ところで、3月、4月、5月と家で過ごす時間が長かったこともあり、日頃は作らない料理やお菓子にチャレンジした方も多いと思われますが、ロシア料理はチャレンジしましたか?
まだの方は明日の記事を読み終えましたら、ぜひ材料の調達にお急ぎあれ。
本日もご覧いただきありがとうございました。
До свидания!
K
【参考サイト】
https://www.russianfood.com/recipes/recipe.php?rid=57242
ロシア の日についてはこちら。
https://jp.rbth.com/politics/2013/06/12/43493
https://jp.sputniknews.com/russia/201906126351888/
*今日のロシア語*
День России(ヂェーニ ラシーイ)
意味:「ロシアの日」
приготовить(プリガトーヴィチ)
意味:料理する