Привет!Уです!
なんか俺のターン!ドロー!が早い気がしますね〜ネタ探しでおうち時間が充実(白目)!
さて、皆さんはロシア語が由来となった日本語、何かご存知ですか?
いわゆる外来語ですね。
ご存知の方も多いと思いますが…
例えば、「クッキー」はオランダ語由来
「グミ」はドイツ語由来
「シュークリーム」はフランス語由来などなど
日本にはたくさんの外来語があります!
外国語の勉強中に「え、知ってるんだけど( ・´ー・`)ドヤ?」ってなるやつですね!ならんのかな!
ともかく!そんな見つけるとちょっと嬉しい、知ってるとちょっと鼻高エヘな外来語(ロシアver.)を今回はご紹介していきたいと思います
お付き合いいただければ幸いです↓(⚠️諸説あります)
1.『アジト』
←«агитпункт»(アギトプ-ンクト):宣伝局、扇動活動部(政治的なプロパガンダの中心的役割を担うソ連の政府機関)
ヤダ〜はじめから物騒〜⭐️
「左翼運動などを扇動する指令本部、また運動家などの隠れ家」というのが日本語の原義ですが、
最近はざっくり「敵の本部」みたいな使われ方もしますね。ハハ初っ端から全開だ〜
2.『ノルマ』
←«норма»(ノ-ルマ):規則・規定、基準、割合
次も次とて…なんか、重い…。
「個人や集団に割り当てられた一定時間内に果たすべき労働・生産の責任量」が日本語の意味です。
言葉で表されるとさらに重い感じがする…レポート…アクティブラーニング…😇
3.『カンパ』
←«кампания»(カンパ-ニア):戦役、運動・キャンペーン
おっいきなりキラキラ大学生来たね、これは。と思ったんですけど
「大衆に呼びかけて政治活動などの資金を集めること。それによって集めた資金」が日本語の意味だそうです。
大学ウェイのはコンパじゃんね。間違えたわ。でもざっくり「集金」っていう意味だときっとウェイも使う!はず!
4.『ツンドラ』
←«тундра»(ツーンドラ):凍土帯、凍原
さっっっっっっっっっっっむ!!いや、さっっっむ!さすが!よっロシア!
「ユーラシア大陸・北アメリカの北極周辺に分布する、凍結した大草原。凍土帯」が日本語の意味。同じですね。
ちなみに気候区分でツンドラの次に暖かい(…暖かい?)気候にある『タイガ』(=針葉樹林)もロシア語の«тайга»(タイガー)から来ているそう!
そんでもってこの気候区分を作ったドイツの気候学者ケッペンはパパンがロシア人でペテルブルク出身だとか!なんか強いな!
5.『インテリ』
←«интеллигенция»(インテリゲーンツィヤ):知識階級(層)、知識人
シンプルに、いけ好かない。
「知識階級。また、学問・教養のある人」が日本語の本来の意味です。これも同じですね。
丼勘定ドーンバーン!大は小を兼ねるぜ!とりあえずウォッカ飲んどけ!(主観)のロシアが、前髪7:3眼鏡クイッ本を片手に人見下す(主観)のインテリの語源だなんてびっくりですね!(主観)
※ロシア史に出てくるインテリゲンツィヤは本当に「知識階級」なんですが、日本語のイメージだと!いけ好かない!
まとめるとこんな感じです(BGMにロシア国歌を流してほしい)
以上です!いかがでしたか??
若干日本語の勉強だった気もしますが、お楽しみいただけましたでしょうか?
へえ、とか、ほーん、とか、あっそ、とか一ミリでも興味をもっていただけたら嬉しいです!
だんだん暑くなってきました!ロシア語圏の冬の画像を見ると体感マイナス2℃ですよ!(主観)
心と体を健康に!水分・睡眠しっかり取りましょう!Уでした!
У
【参考】
『明鏡国語辞典 第二版』大修館書店 北原保雄編
『岩波ロシア語辞典』岩波書店 和久利誓一ら編
*今日のロシア語*
печенье (ピチェーニエ)
意味:クッキー
мармелад (マルメラード)
意味:フルーツゼリー、フルーツキャンディー、グミ
профитроли (プロトフィーリ)
意味:シュークリーム ※ミニシューに近い
пирожное шу(ピロージュナエ シュー)=シューケーキ、とかшу(シュー)の表記の時もある様