ボルシチはウクライナ料理⁉︎
東京外大国際社会学部ロシア地域専攻で、新3年生となりますトモヒトです!
東京生まれの東京育ち、生粋の江戸っ子です!!(笑)
暇さえあれば、ロードバイクでサイクリングをして大学生活を過ごしておりました。
のっけから大声で申し訳ありません…
ロシアサークルЛЮБОВЬは、ロシアだけではなかった!!!!????
実は上の写真は、ウクライナの首都キエフで撮影したものなのですが、何を隠そう、私トモヒトは、ロシアよりもどっちかっていうとウクライナが大好きなのです!(笑)
今後、ЛЮБОВЬのウクライナ担当として目して頂ければ幸いです。
ロシア語を選んだ理由
実は私は、もともと東京大学を志望していました。東京外大を受験したのは、東大合格には学力が達さなかったためです。
ですので、単刀直入に志望動機を言えば、「受かりそうだったから」です(笑)
過去問を解いてみて、例年の合格最低点とにらめっこして決めました。
しかし、ロシア語専攻と合格最低点が同水準だった専攻言語は他にもあるので、やはり、
「なぜロシア?」
という問いが立ちますが、これは自分でもよく分かりません(笑)
しかし、ひとつ仮説をたてることはできます。
私たち日本人は無意識的に、アメリカやヨーロッパの文化を取り入れて生活しています。
しかしロシアという国は、そうした欧米文化とは相対する路線を歩んで、文化を育んできました。
例を挙げれば、
・正教文化
・ヨーロッパとアジア諸地域との混合文化
などがあります。
今まで接したことがない、エスニックな雰囲気。そこに惹かれたのかもしれません。
今後、当ブログを通して、読者の皆さんがそうした「ロシアの森」の奥深さに共鳴されることを願います。
ボルシチはウクライナ料理!?
さて、ロシアのことが終わったからウクライナについて書くぞ!(笑)
あれっ、と思われた方がいるかと思います。
ボルシチってロシア料理じゃないの、と。
しかし旧ソ連圏では幅広い地域で食べられており、もはや、「日本の餃子と中国の餃子ってどっちが発祥なの」という問いを立てること以上に、ほとんどの人にとっては関係ないことですね(笑)
そんなボルシチを、ちょこっとだけ紹介して終わろうと思います!
こちらは、ウクライナで一般のご家庭を訪問した際に作ったボルシチ。
ボルシチは、ビーツ(地中海沿海原産、サトウダイコンの一種)をベースとし、ニンジン、ジャガイモ、キャベツ、タマネギなど種々の野菜や牛肉、豆などを煮込んだスープです。
出来上がりはビーツの色素により深紅色に染まります。
スメタナ(サワークリーム)をトッピングすると、白色が混ざることでピンク色となります。
仕上げに、香草のディルを添えることがあります。
食事を提供する場ならどこのメニューにあるといっても過言ではなく、レストラン、カフェはもちろん、学食などでも当たり前のように提供されていました。言うなれば、日本のお味噌汁みたいなものでしょう。
お味噌汁にバリエーションがあるのと同様にボルシチにも多様性があり、ゼレーヌイ(緑の)・ボルシチと呼ばれるホウレンソウが主役のボルシチなどもあります。
近場のロシア料理店に足を運んで、ロシアの代名詞とも言えるボルシチを、是非味わってみてくださいね!
それではПока!
トモヒト
*今日のロシア語*
Борщ(ボールシ)
意味:ボルシチ
Украина(ウクライーナ)
意味:ウクライナ