東京外国語大学ロシアサークルЛЮБОВЬ(リュボーフィ)のブログ

「未知なる魅惑の国」であるロシアならではの文化から、留学や旅行のこと、東京外国語大学でのキャンパスライフのことまで。このブログでは、東京外国語大学のロシアが大好きな学生たちが様々なテーマに沿って日替わりで記事を書いていきます。ЛЮБОВЬ(リュボーフィ)とは、ロシア語で「愛」を意味します。

なんとなく選んだロシア。でも今は、、

はじめまして!

東京外国語大学ロシアサークルЛЮБОВЬ(リュボーフィ)に所属しています、ロシア語専攻新3年の添田乙羽です。

 

今回は私が外大のロシア語専攻を選んだ理由について書いていこうと思います。

 

 

「私がロシアを選んだ理由」という題ですが、そう大層な理由はありません。

そもそも、私はロシアが大好きとか絶対ロシア語を勉強したかったとか強い願望があったわけではなく、最終的にロシア語科受験を決めたのは高3の冬、まさに受験直前でした

 

 ではなぜロシア語科?

元々外大を受けたいというのは決まっていたものの、何語科にするかは全く決まっていませんでした。そんな私がなぜロシア語科を受けたかというと…正直それという理由はありませんでした。

 

隣国なのに未知の国ロシア、なんとなく可能性を感じるロシア、アルファベット以外の言語がやりたくてキリル文字が可愛かったロシア語、、、

 

小さい理由はたくさんあるものの、コレ!という理由はあまり見当たりませんでした。いわば、「なんとなく入学」をしました。

 

だから入学してから周りのロシア好きには驚かされたものです。皆ちゃんとした理由をもってロシア語科に入学してきた人たちで、皆の理由を聞くたびに劣等感を覚えていました。私のようになんとなく入った人はいないのかなといつも思っていました。

 

 

外大に入学すると、「なぜその言語を選んだの?」ということを嫌というほど聞かれます。

私はこの質問が大嫌いで、聞かれるたびになんとなくそれっぽい理由を作って答えていました。

 

ロシア語の授業もやる気に満ちた他の皆に引けを感じつつ、取り敢えず単位を落とさない程度にやっていました。

 

 

と、こんな1年生を過ごしていた私ですが、今はどうかと言うと、、

 

今はロシア語やロシアに、最初よりも興味が湧いてきたように感じます。

例えば今私が関心を持っていることはロシア料理です。日本とは異なる食文化を持ちますが、ロシアで食べたロシア料理は日本人の私にもとても受け入れやすい味でした。

料理の他にもロシアの未知なる面に興味があり、このサークルに入ることを決めました。

そしてもっと近くでロシアを知るために、9月からは1年間モスクワ留学をする予定です。(そろそろ準備を始めようと思っているところです、、)

 

このように私は何事もなんとなく始めることが多いのですが、やっていくうちに楽しさや面白さを見つけられるタイプです。

 

私がこの文章で言いたかったことは、なぜロシア語を選んだかという理由よりも置かれた場所でどれだけ楽しさを見つけられるか、どれだけ頑張れるかが大事だということです。もちろん確固とした動機があるに越したことはありませんが、それは必ず必要かと言われたらそうではないと思います。

 

あまり何も考えずにロシア語科に入っちゃった人も、気にする必要はありません。最初は周りのロシア愛に圧倒されますが、いつしか慣れます。

 

今回の題名「私がロシアを選んだ理由」からは大分それたことをつらつら書いてしまいましたが、私が言いたかったことは、置かれた場所で咲きなさい、ということです。

 

私のようにあまり考えずにロシア語を選んだ人も、これから一緒に頑張りましょう!

 

 

おとは

 

 

*今日のロシア語*

 

今回は、料理に因んで「食べ物」を意味する3つの単語の違いをご紹介します!

еда(ィエダー)、блюда(ブリューダ)、кухня(クーフニャ)の違い

 

еда (ィエダー)

意味:食べ物 (英語で言うfood)

 

блюда (ブリューダ)

意味:調理済みの料理 (英語で言うdish, cuisine)

 

кухня (クーフニャ)

意味:(基本的には)台所

ただし、ロシア料理などというときはрусская кухня(ルースカヤ クーフニャ)という