東京外国語大学ロシア専攻とは
Здравствуйте (ズドラーストヴィチェ)!
こんにちは!
このブログを開いてくださりありがとうございます。Спасибо (スパシーバ)!
ブログを読んでくださっている方の中には「そもそも東京外国語大学?ロシア専攻?」と思っている人もいるかもしれません。
そこで!今日は東京外国語大学ロシア専攻についてサクッと説明したいと思います。
東京外国語大学
東京外国語大学(Tokyo University of Foreign Studies)とは東京都府中市にある大学です。略称は外語大、東京外大、外大、TUFS(タフス)などなど。最寄駅は西武多摩川線 多磨駅。
東京「外国語」大学という名前の通り外国語を主に学ぶわけですが、なんと、専攻語として学べる言語の選択肢が27もあります。(厳密にいうとウズベク語もいれて28。詳しくはこのブログの後半でお話しますね。)
ロシア語は27あるうちの1つです。
ここで、軽くロシア専攻の歴史について説明したいと思います。
ロシア専攻の歴史
ロシア語は建学された1873年、英語、フランス語、ドイツ語、清語とともに学科として設立されました。
その後、大学が創立された1897年、独立した1899年もロシア語はいくつかある学科のうちの1つとして置かれました。
↑建学、創立、独立などややこしいのは東京外国語大学の歴史が複雑だからです。詳しくは、ぜひ東京外国語大学公式ホームページの歴史・沿革《http://www.tufs.ac.jp/abouttufs/pr/history.html》を読んでみてください。大学のこれまでの歩みを知ることが出来ます!
すごーーく簡潔にいうと、ロシア語科の歴史はかなり長いです。
かの『浮雲』や『小説総論』で知られる二葉亭四迷も、かつてロシア語科に在籍していました。
通訳、エッセイスト、作家として有名な米原万里さんも東京外国語大学のロシア語学科で学びました。
NHKのアナウンサーとして活躍されている桑子真帆さんもロシア・東欧課程(チェコ語)の卒業生です。
上記の方々以外にもロシア専攻だった著名な先輩は数多くいます!
現在のロシア専攻
そんなロシア専攻ですが、現在は1学年約60人ほどで構成されています。
東京外国語大学には言語文化学部・国際社会学部・国際日本学部の3つの学部がありますが、ロシア専攻は言語文化学部の学生と国際社会学部の学生が半々といった感じです。
また、ロシア専攻はロシア地域ロシア語と中央アジア地域ロシア語に分けられます。
ロシア地域ロシア語はロシア地域の歴史・経済などを学びながらロシア語を専攻します。
中央アジア地域ロシア語は中央アジア地域の歴史・経済などを学びながらロシア語を専攻します。そのうえ、2年生からはウズベク語も専攻語として学びます。つまり、中央アジア地域ロシア語専攻は主専攻の言語が2つという珍しいタイプです。
1・2年生の時はロシア語の授業は必修なのですが、そこではロシア地域と中央アジア地域の区別はなく両地域の学生は一緒に授業を受けます。
地域基礎という、地域の歴史や政治、経済などについて学ぶ授業は別々に受けます。恒例のボート大会や外語祭で1年生が出す料理店もロシア地域と中央アジア地域は別々で行います。
しかし2年生が外語祭で行う語劇は一緒にやります。
行事ごとに区別している基準はよくわかりません…が!地域は違っても仲良しです!
ロシア語がみんなを繋いでいます!
はい!こんな感じです!(無理やりまとめた感)
少しでも東京外国語大学ロシア専攻についてわかってもらえたなら幸いです♪
それではПока(パカー)!
P.S. ロシアサークル出身の著名人がいつか誕生しないかなぁなんて密かに思っています。楽しみですね!
芝元さや香
*今日のロシア語*
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